葛飾区水元・金町、小児科・内科の水元医院

予防接種・健診

BCG

結核とは?

結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気です。
結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。
特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。

日本では、1日50人、年間18000人が新たに発症し、2000人の方が亡くなっています。
「結核」は今でも私たちの身近にある病気です。
2週間以上、咳やたんが続く場合はお早めに受診してください。

結核(BCGワクチン)について

生後1歳までのBCGワクチン接種により、小児の結核の発症を52~74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度罹患リスクを減らすことができると報告されています。

BCGワクチンの標準的な接種スケジュールは、生後5ヵ月~8ヵ月の期間に1回の接種です。※1歳未満は定期接種です。1歳になると自費接種になります。
BCGワクチンは当院で接種できます。
ご希望の方は、お電話ください。

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